
<7月9日>
飯田橋界隈の朝の散歩。
「 かくれんぼ横丁 」 を行き当たりばったりに歩き廻って 「 仲通り 」 に出、「 軽子坂 」 を下って来ると、右側
にレトロな雰囲気の建物が見えて来ました。

名画座 「 ギンレイホール 」。こんなところに映画館があって、しかも封切館ではなく 「 名画座 」 です。
1階が名画座、2階は麻雀店 「 麻雀リーチくん 」。
地下1階は 「 くらら劇場 」 となっています。これはどう見ても成人映画の雰囲気でしたが、閉館中のよう
でした。

ウィンドウにはポスターが一杯。
「 未来を花束にして 」「 わたしは、ダニエル・ブレイク 」 という作品でした。

中を覗くと、ガラスのケースにお菓子みたいなものがあって、昔懐かしい雰囲気が残っています。
学生時代に名画座に通い詰めて、3本立ての映画を延々と観たことを想い出します。あの頃に観た大量の
作品が、その後もいろんな意味で私の 「 栄養 」 や 「 引き出し 」 になっています。

ここの映画館は2本立てでした。
朝10時から、夜10時頃まで約12時間の上映。今は昔と違って入れ替えがあるでしょうから、丸一日中に
いることはできないでしょうが、こういう映画館が残っていることはホッ!とします。

もう少し先へ行くと、店頭にオールドカーを飾った店がありました。「 トリノ 」 とあります。
こうして神楽坂周辺をぶらぶら歩いていると、個性的な店が狭いエリアにぎっしりあることが分かります。