
<7月9日>
飯田橋界隈の朝の散歩。
神楽坂上から筑土八幡神社の交差点へ、さらに本多横丁?を通って、途中からもっと細く曲がりくねった
小路に入って行きました。

黒塀が続く小路は 「 かくれんぼ横丁 」 です。

花街として隆盛を誇っていた時代の名残りが色濃く残る小路。

あちこちで行き止まりになり、別の横道があり、お忍び客が後を付けられても巻くことができたという話が、
実際に歩いてみるとよく分かります。
早朝の静かな神楽坂ですが、賑やかな日中や夜でも、たぶんこの小路に入り込めば、しっとりした静けさが
あると思われます。

「 神楽坂3-1 」 の附近です。

小路を抜けて出て来たところが 「 仲通り 」 でした。

「 仲通り 」 を少し下って右折すると、坂は少し急になります。

この坂は 「 軽子坂 」。
「 軽子 」 は 「 軽籠 ( 縄で編んだもっこ ) 持 」 の略称で、飯田濠にあった船着場から、船荷を軽籠に積んで
江戸中に運搬しすることを職業にしていた人が多く住んでいたのが坂名の由来だそうです。

その坂の途中に、比内地鶏メインの 「 鶏屋 」「 今井屋 」 という店もありました。
とにかく 「 ちょっと小粋な 」 店の多いのも神楽坂の特徴です。