
<12月16日>
次に青森県横浜町を訪れたのは、12月16日でした。
いつもの通り、特急に乗って移動を開始しましたが、この日は荒れ模様の天候で列車の遅れを心配しながらの
移動となりました。

途中の駅で接続の列車が遅れたりで、定刻より4~5分遅れで走っていた特急。
それでも、吹雪が次第に強くなる中では 「 御の字 」 の範囲内の遅れでした。
吹雪く中を 「 新青森駅 」 へ到着。次は終点です。

青森駅に到着。ここで 「 青い森鉄道 」 に乗り換えます。
駅から見える 「 むつ湾 」 は、この日もどんより曇っていて、荒波でした。

乗り換えまで30分ほど時間があったので、駅の外の様子を見てみようと、一旦改札口へ向かいました。
階段を下りた先が改札です。

ところが、その改札口へ向かう階段の壁に、モノクロの写真が並んでいて、ここで足が止まりました。
昭和56年頃の駅前魚市場の写真。
この市場に立ち寄ったことがあるかどうかは、定かではありませんが、私は昭和40年代から50年代に
かけて何回か北海道へ渡っていますので、こんな風景を見ていたかも知れません。

駅前交番付近から見た青森駅の写真もありました。
駅の左側に 「 工藤パン 」 の看板が見えます。これは地元資本のパンメーカーですが、酒の看板は
「 太平山 」 と 「 両関 」 で、いずれも秋田県の蔵元。昭和47年頃とのことで、当時の青森県の酒類市場はお隣
の秋田県に席巻されていたのかも知れません。