
阿川佐和子さんのエッセイ 「 娘の味 」 を読み終えました。
この方の料理法は、ズボラといえばズボラですが、好奇心旺盛なせいもあってバラエティに富んでいます。
基本的には食べることが大好き、というメッセージが伝わって来て、料理するときは 「 まぁだいたい 」 で充分
楽しめることも分かります。
とはいえ、作り方を細かく描写して行くあたりは、実は几帳面でユーモア溢れる言い回しや言葉の選び方が
阿川さんらしさ満載で、思わず微笑んでしまいます。
どんなジャンルを書かせても、それなりにこなして行くあたりが、インタビューアーや司会としても活躍できる
要因なのかも知れません。
【 2016年10月27日 読了 】