
一昨日観に行って来たのが 「 シン・ゴジラ 」 でした。
子供の頃には、映画館へ見に行った記憶のある怪獣もので、シリーズのうち数本は観ています。ただ、
ハリウッドでリメイクされたりしているうちに、何か本来の姿とは違う方向へ行ってしまったような気がしていま
した。
それがこの新作は、ある意味原点に一度立ち返って、そのうえで最新版にしたような中身でした。
驚かされたのは映像技術の進歩と、本物へのこだわり。模型やCGを駆使した映像は迫力がありましたし、
本当にいま現在ある建物や道路や橋や電車が次々に破壊されて行くのには、ドキュメンタリー的な絵になって
いて楽しませてくれました。

入場口で配られた 「 名台詞 」 シールが、この作品のキーワード集のようになっています。
お金もかかったと思いますが、節約すべきは上手に節約しており、それより 「 手間がかかった 」 ことが、
観ている方にも伝わって来ました。