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 一昨日観たのは 「 カンパイ!世界が恋する日本酒 」 という作品でした。

 2週間限定で公開されていた映画で、ずっと気になっていたこともあって、その最終日に行ってきました。

 ドキュメンタリー映画で、主人公のひとりが岩手県二戸市の蔵元 「 南部美人 」 の社長さん。東日本大震災の

ときに 「 自粛するのではなく、東北の酒を飲むことも支援のひとつ!」 と宣言して話題になった方です。

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 もう一人は、京都府木下酒造の外国人杜氏フィリップ・ハーパーさん。

 イギリスの片田舎コーンウェルで生まれ、奈良の梅乃宿酒造での蔵人経験など紆余曲折を経て、杜氏になり

ました。この方の酒 「 玉川 」 は呑んだことがありますが、ガツン!と来る本格派。能登の流れをくむのでは?

と思わせるような味でした。

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 3人目は日本酒伝道師のジョン・ゴントナーさん。

 アメリカオハイオ州生まれで、この方も紆余曲折を経て日本酒の魅力を伝え続ける伝道師になりました。

 他にも福島の蔵元 「 壽 」 の鈴木酒造の鈴木社長。浪江町の蔵が津波で全壊しても、山形県で酒造りを

続けています。

 アメリカ、ノースカロライナ州では日本で学んだ人たちが、ブルワリーを立ち上げて日本酒づくりを始めて

います。

 日本酒に人生を掛けて行く人たちの織り成す物語は、ときどきそれぞれがオーバーラップしていく魅力もあって

しみじみ沁みました。

 そしてまた日本酒が呑みたくなりました。( 画像はネットからシェア )。