
<2015年9月1日>
秋田県北秋田郡上小阿仁村で開催されていた 「 KAMIKOANI プロジェクト秋田 2015 」 小沢田会場。
歴史資料収蔵庫コーナーの 「 郷土資料 」 展示の続きです。
昔の道具が並んでいる中にあったのが、木製の風呂桶。薪を燃やして沸かす方式で、これとほぼ同じものが
私の家にもあったことを想い出します。
寒さに震えながら服を脱いで入った木の風呂。ぬるければ、自分で薪を追加して温めるしかなかった記憶が
蘇りました。ポカポカのユニットバスに入れる現代とは比べものにならない 「 温度差 」 です。

足踏みミシン。これも家にありました。
母が器用に使う姿と、自分でやろうとするとなかなか上手に連続して踏み続けれなかったことを想い出します。

ミシンの後ろに立て掛けてあった板は、たぶん反物を洗って干したものと思われます。
これではないけど、何かしら着物の反物を洗って干していたという、おぼろげな記憶もあります。
昔の道具を見ていると、曖昧だけど何となく覚えている 「 幼い頃の記憶」 が蘇りました。