
<2015年8月28日>
秋田県北秋田郡上小阿仁村で開催されていた 「 KAMIKOANI プロジェクト秋田 2015 」 沖田面会場。
次の作品は、北島遊さんの 「 生きる 」 です。

教室の中に二枚の大きな油絵がありました。

キャプションによれば・・・、
【 耕す人々は何十年もそこで暮らし、土地の耕し方、種の撒き方、風のふき方までその土地との付き合い
方を知っている。】

【 自分たちで自分たちの暮らす環境を作り維持する。】

【 そうして行くうちに環境や景観が生活の中で作られて行く。】

武蔵野美術大学卒業の北島さん。

教室の外の廊下側にもいくつかの作品がありました。
【 今ある景観は何代も前からそこに暮らす人々の生活が積み重なってできたもの。】

【 のどかな農村風景も、自然豊かな景観も、人々の生活により現在の状態になる。】

【 どんな土地でも、暮らしてきた人が誇りだと思う。】
そんな北島さんの思いが、自然の中で黙々と働く姿や後ろ姿などからヒシヒシと伝わって来るようでした。