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 各界の著名人48名の 「 死にざま 」 を集めた本です。

 文藝春秋編 「 見事な死 」( 文春文庫 )。一人につき数ページずつなので、比較的トントンと読めました。

 ただ、延々と 「 御臨終 」 前後の話題が続くので、休み休み読まないと、気が滅入って来る感じもありました。

 知っている人の意外な一面、知らない人の生き様、家族関係、夫婦関係、仕事ぶり、性格などが垣間見られ

結局は 「 生きざま 」 が凝縮したような最期を迎える方が多いような気がします。

 そして、標題の通り 「 お見事!」 と言えるような方もいれば、限りなくだらしない方や突然のサヨナラに見舞

われた方など様々です。

 果たして自分は 「 どんな死に方をするんだろう?」 とか 「 どんな死に方をしたいんだろう?」 といったことを

つらつら考えさせられました。