かばん屋の相続/池井戸 潤 昨夜読み終えたのは、池井戸潤著 「 かばん屋の相続 」 です。 短編集で、表題作の他に5編が収録されています。主人公はメガバンクから信用金庫までのいずれも銀行員。 金融機関と取引、金融機関の内部事情、融資や金融商品の実態などが実に良く描かれています。銀行の 内部を描いて、これほどまでに 「 読ませてくれる 」 のは、元銀行員という池井戸さんならではのタッチといえ ます。 壱話完結の短編なので読みやすく、出張の往復で読み終えました。