昨夜は、レイトショーで 「 海街diary 」 を観て来ました。

 監督;是枝裕和、出演;綾瀬はるか、長澤まさみ、夏帆、広瀬すず・・・etc

 淡々と進むストーリーを丁寧に追って行きながら、一人一人の心模様やバックボーンが段々分かって来る。

しみじみ描きながら、「 家族 」 について想いを巡らせる作品でした。

 始まって間もないシーンのあたりで、典型的な日本家屋の玄関のシーンがあって、廊下に据えられたカメラ

位置がローアングル。その後もローアングルに固定したカメラワークが随所に出て来ました。

 小津安二郎作品の 「 空気 」 のようなものを全編を通じて感じました。

 四人姉妹の個性が際立っていて、それを取り巻く脇役陣がまたいい味を出しています。舞台となった鎌倉の

風景に溶け込む江ノ電が印象的でした。