
<2014年11月1日>
秋田県仙北市田沢湖の乳頭温泉郷 「 黒湯温泉 」。
売店&カフェで珈琲を一杯味わい、その後、もう少し奥まで行ってみました。振り向けば提灯の向こうに売店が
見えます。

提灯の向こう側は少しずつ低くなって行って、苔むした茅葺屋根の建物があります。
ここは 「 フォトギャラリー 」 になっていました。

道を下りながら、左手にあるのは 「 自炊棟 」。

眺望が開けて見えてくる谷底のような低い場所は、ボコボコとお湯が湧き出ている源泉のようです。
硫黄の臭いが充満して来ます。

地獄谷のような雰囲気ある、秘湯らしい場所。

さらにその奥にも建物があって、「 黒湯温泉別荘 」 になっています。

「 危ない!入らないで。 」 が、中国語、ハングル、英語で表示されています。

ボコボコと湧き出すお湯の前は、硫化水素ガスの危険もあります。

温泉施設に一番奥に 「 男湯と女湯 」 がありました。
昔ながらの湯治場、秘湯の中の秘湯という雰囲気を色濃く残した温泉でした。
この日は、午前中に大仙市高梨の旧池田氏庭園の一般公開 「 秋の園遊会 」 で、広大な屋敷の中に並ぶ
蔵や主屋や庭を見て廻り、お昼は近くのオムライス・レストラン、その後田沢湖から乳頭温泉郷まで足を延ばし
て、池田家の所有である黒湯温泉をひと回り。
東北三大地主の一人、「 池田家 」 のあれこれに触れた一日となりました。
【 FIN 】