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<2014年11月1日>

 秋田県大仙市高梨の旧池田氏庭園の一般公開 「 秋の園遊会 」。

 主屋の入り口前には、昭和27年に火災で焼失したかつての主屋の間取り図が示されていました。部屋数だけ

でも20以上はありそうです。

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 主屋の中には緋毛氈が敷かれ、地元の方々が、表千家のお茶の提供をしてくれていました。

 奥の間からは、筝曲の生演奏が聞えて来ます。雨が降っていたのでサッシを開けられなかったのが残念。

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 応接間の壁に貼られていたのは 「 秋田縣長者一覧表 」 です。

 大正13年4月現在の番付で、所得税と地租税を納めた金額の上位から順に並んでいました。

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 ベスト5は、池田文太郎 ( つまりここ池田家 )、土田萬助、平川孫兵衛、柴田與之助、辻兵吉の順です。

 池田家は、東北でも山形の本間家、宮城の齋藤家と並んで 「 三大地主 」 の一角を担っていただけに、2位

以下の数倍の規模だったようです。

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 美味しい抹茶をごちそうになり、再び外へ出ました。

 「 旧座敷跡 」 など昔の主屋の大きさを確認しながら、次は庭へ向かいます。

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 奥座敷の縁側では、筝曲の生演奏が続いていました。