
<2014年10月26日>
秋田県秋田市大町の周辺で開催されていた 「 アートおおまち 」 巡り。
砂利だらけの空き地を通り抜けて、地下の駐車場へ裏から入りました。土地の高低を上手に使って、半地下の
駐車場ができており、シャッターを開ければ裏からも入れる構造になっています。
たまたま一緒になった女子学生さん二人と中へ。

駐車場の中にはスクリーンがあって、そこには様々な黒い形のものが上から降って来ている動画が映し出
されていました。
黙って見ていると、ただ単に 「 黒いものが降っている 」 だけ。

ところが、このスクリーンの前に人が立つと、この黒い粒が立った人を 「 よけて 」 行きます。
上に向かって大きく両手を拡げれば 「 たまる 」 ような動きになります。
インタラクティブ・アートと呼ばれる映像作品で、観客も参加して一緒にアートを楽しむように仕掛けられた、
パソコンとプロジェクターとスクリーンとセンサーを連動させた、二宮諒さんのユニークなアート作品でした。

地下駐車場から階段を数段登って地上へ出ます。
そこはパティオ形式になっている商業施設 「 サン・パティオ 」。

上って行く階段のところにも作品がありました。
美大の学生さんの作品だったと思います。

ダルマの形が屋根からぶら下がっていて、風に揺れています。
島屋純晴さんの作品 「 星辻の庭で 」。キャプションによると・・・
【 あきたの、あなたの街町を見守る、星辻の神々。四季折々、天空の庭よりまちを見守っていることでしょう。
わいわいがやがやと、たくさんの民のかずの願いをかなえんと。誰もみたことのないそんな世界を垣間
みたい。様々な未知の神の姿を・・・そんな願いを込めて・・・】
近くにある 「 ダルマ祭り 」 でお馴染みの星辻神社の神々を降臨させてくれているようでした。