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<2014年9月25日>

 秋田県北秋田郡上小阿仁村で開催されていた 「 KAMIKOANI プロジェクト秋田 2014 」 の沖田面会場。

 次の展示は衣川泰典さんの作品です。

 1ヶ月前に訪れたときは、作品制作の真っ最中で、たまたまご本人がいたので言葉を交わしました。そのときの

作品が完成しています。

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 「 スクラップブックのような絵画 」

 青を基調にした畳数枚分もある大きな作品で、様々な絵がアトランダムに並んでいます。

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 大型の作品を小型化して製本したものもありました。

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 こちらにも小冊子がありました。

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 仲良く手をつないで歩く女の子。

 学校からの帰り道でしょうか。

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 数人の人たちが何かを見つめています。

 【「 記憶 」 をテーマに、今年のKAMIKOANIプロジェクト滞在期間に制作した作品になります。

 私達の何気ない日常の風景をスクラップブックに貼り重ねるように描き留めています。キャンバスに

 描かれた様々な風景はみた事があるような風景にみえるかもしれませんが、それぞれの場所には

 その土地固有の記憶や歴史が背景として隠されています。それは鑑賞者の中にある原風景と重なり、

 私達の過去や現在について見つめ直すことに繋がるかもしれません。】

 作品の前に立って見つめていると、どこかで見たことがあるような、何となく懐かしいような気持になります。

 それが私の中にある 「 原風景 」 と重なっているからかも知れません。