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<2014年9月25日>
 
 秋田県北秋田郡上小阿仁村で開催されていた 「 KAMIKOANI プロジェクト秋田 2014 」。
 
 8月28日に現地を訪れ、小沢田、沖田面、八木沢という三つの会場をひと通り鑑賞して歩きました。
 
 ただ、このときの沖田面会場はアーティストさんたちの 「 現地滞在制作 」 会場となっており、制作期間は8月
 
31日まででしたから完成品は見ることができませんでした。
 
 あれから、かれこれ1ヶ月が過ぎて、再び現地を訪れる機会があったので、このときは 「 完成した作品 」 を
 
改めて見に行った次第。コスモスが咲き乱れていました。
 
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 一番気になっていたのは、田中望さんです。
 
 一ヶ月前は制作の真っ最中で、廊下と教室を隔てる足元の引き戸越しに会話を交わしました。
 
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 そのとき、私は向こうの廊下側から、田中さんは教室のこちら側から言葉を交わしていたことになります。
 
 「 締切が迫っていて、私昨日から眠っていないんです・・・」 という、か細い声が帰って来たことを記憶して
 
います。
 
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 テーマは 「 おくりび 」。
 
 キャプションをちゃんと撮影して来なかったので、作者が作品に込めた思いの詳しいことまでは分かりません。
 
 「 送り火 」 が明々と燃えているイメージでしょうか。
 
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 こちらは、山のイメージでしょうか。
 
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 窓にかかっている天井からの作品。
 
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 黒板には、たぶん作者の田中さんが書いたスケジュールやメモやイメージスケッチがそのまま残されて
 
いました。
 
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 その横にも作品があります。
 
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 教室の後方の壁には、一面に様々なスケッチが貼られていました。
 
 これも田中さんの 「 作品 」 なんだと思います。
 
 教室に展示されたいくつかの作品とスケッチとメモ書きも含めて 「 おくりび 」 という作品名になっているよう
 
です。プロフィールを見ると1989年宮城県の生まれですから25歳。若いアーティストの、静かなる情熱を感じる
 
作品に仕上がっていました。