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 先日、移動中の新幹線の中でほぼ読み終えました。
 
 矢作弘著、『 縮小都市の挑戦 』( 岩波新書 )。3部構成になっていて、1部がデトロイト、2部がトリノ、3部が
 
日本の話しです。
 
 3分の2を占めるアメリカとイタリアの話が仔細に述べられているので、いささか読み進むのに難渋しますが、
 
後段の日本の話題になると、これまでの政策論をはじめとして進むべき方向性についていくつかの示唆があり
 
ます。
 
 空き地、空き家、空き工場、廃校、荒廃地という、いわば不良資産化した 「 空き 」 を再利用して、「 小さく、
 
賢く、成長する 」 ための道筋を提言しています。
 
 アカデミックな内容ですが、参考になりました。
 
                                                   【 2015年1月11日 読了 】