
<8月28日>
秋田県北秋田郡上小阿仁村で開かれているアートイベント 「 KAMIKOANI プロジェクト 」。
まずは道の駅近くの旧小沢田小学校の校舎を使った 「 小沢田会場 」 から見ることにしました。正門から敷地
内に入ると、廃校になったとはいえまだまだ十分に使えそうな校舎で、しかも子供たちの歓声が聞こえて
来ます。
“ 本当に廃校なの?”

賑やかな歓声は、銅像の向こうのプールから聞こえていました。
男女がポーズを取った像は 『 飛躍 』 という題名。ここだけ見れば、れっきとした現役の小学校のように見え
ます。

『 飛躍 』 の文字の向こうに、プールの授業をしている子供たちの姿が見えます。
小学校は遠くの校舎に統合されても、プールだけは使われているのかも知れません。飛躍をスローガンに、
かつては多くの子供たちが通ったであろう学校が、順次統合されて使われなくなり、いずれは朽ち果てて行く
のがこれからの宿命なのかも知れないと思うと、ちょっぴり寂しいものが漂います。

「 小沢田会場 」 となっている校舎へ入ります。
「 KAMIKOANI プロジェクト秋田 2014 」 の文字がガラスに貼られている生徒昇降口から中へ。

入口横にグッズが売られていました。
Tシャツと手ぬぐいと缶バッチ。2014年の方がそれぞれ、2,500円、1,000円、300円。昨年の2013年版
は在庫処分という意味でしょうか、2.000円、500円、200円です。何故か手ぬぐいの割引率が高い。

右側が今年のデザイン、左側が去年のデザインのようでした。
どの程度売れているのか分かりませんが、在庫リスクを考えれば毎年新しく作る意味、前年在庫を微妙な
処分価格で再販する意味は考えた方がいいかも知れません。
グッズは眺めただけで、まずは校舎の中へ入りました。