
ドラマ 「 半沢直樹 」 の影響もあって、久しぶりにこんな本を読んでみました。
「 銀行員のキミョーな世界~どうして行内事情を押しつけるのか?」 津田倫男著、中公新書ラクレ。
元都銀マンだけあって、行内事情に詳しく、とくに人事面の実態解説はナルホドと思わせられます。銀行OB
から銀行の 「 非常識 」 的なところを容赦なく書いている感じ。
とはいえ、あまり嫌味や毒味はなく、ちょっと突き放したような、ちょっと現役銀行員や銀行へ就活している人に
対する ( 裏返し的 ) エールのような表現も感じられます。
銀行関係者の方であれば 「 これではいけない!」 と、銀行関係者以外のかたであれば 「 こんなもんだ!」 と
感じてもらえればいいのかも知れません。
東京往復の時間で、サラリと読み終えました。
【 2013年11月19日 読了 】