
<5月4日>
富山電鉄の宇奈月温泉駅から、踏切を渡り、幾分緩やかな下りになって、そこから先は温泉街です。
ゴールデンウィークの真っ只中、5月4日の午後5時頃の宇奈月温泉街。人通りが殆んどなくて、いささか
寂しい感じ。

道路が放射線のように、斜めに延びていて、細い小路沿いにお店が並んでいます。
富山第一銀行の建物はじめ、多くの建物がちょっとレトロなイメージです。意図的にそうしているのか、それとも
自然にそうなっているのか・・・。

真っ赤な 「 ゆ 」 の看板は公衆浴場。

「 宇奈月温泉会館 」 という名前の公衆浴場でした。たぶん昔から、地元の人たちの社交場のようなもので、
銭湯感覚の共同浴場だと思われます。
ノスタルジックな趣きがあって、庶民のお風呂という雰囲気。

さらに奥へ行ってみると、立派なホテルや高級そうな旅館が立ち並ぶ一角に来ました。

「 宇奈月ニューオータニホテル 」 の看板。
植栽のある、大きなロータリーで、古びた感じにはなっているものの、高級感に溢れています。あの東京にある
名門ニューオータニホテルの系列のようです。
こんなんところと言っては失礼ですが、ニューオータニがあるとは驚きで、それだけ宇奈月温泉が名湯、有名
な温泉である証拠のような気がしました。