昨夜、「 そして父になる 」 を観て来ました。
 
 監督;是枝裕和、出演;福山雅治、尾野真千子、真木よう子、リリー・フランキー・・・etc。
 
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 ストーリーそのものは、意外なほど淡々としていて、子供を含めてそれぞれの登場人物の心理描写がメイン
 
になっているような作品です。
 
 派手なアクションも、CGも、あっと驚く展開もなく、ジワジワ、ジワジワ、のめり込んで行くような感じ。
 
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 観ている方は、その画面画面の瞬間に、その人の気持ちになっているような気分でした。
 
 二組の夫婦、二人の子供、ひとりひとりの思いの動きが丁寧に撮り込まれています。
 
 観ているときも、観終わった後も、こうしてブログを書いている今も、ずっと何となく自分自身に問い掛けている、
 
考えているのは、“ いったい、自分は、自分の子供たちにとって、どんな父親だったんだろう?” ということ。
 
 子供たちは、もう大人になり、結婚をし、子供もいる子もいます。今更ながら、昔々の話を掘っ繰り返すつもりは
 
ありませんが、この映画をみると、聞いてみたくなります・・・、
 
 “ ねえ・・・、子供の頃、あなたたちにとって、オレはどんな父親だった?”