
<5月4日>
新潟県村上市の街歩き。
安善小路 ( 黒塀通り ) のクランクのようになった細い小路を抜けたところに、何軒かのお寺が並んでいます。
その昔は27軒ものお寺が連なっていたようです。

「 快楽山 浄念寺 」
最初 「 かいらくさん 」 と読んで、何やら気持ち良さそうな山号だなぁー、と思いきや

「 快楽 ( けらく )」 と読むようです。
15世紀、明応年間の開基。16世紀、天正年間の開山。代々の村上城主の菩提寺であり、芭蕉と曽良も参詣
している由緒ある寺院でした。

静かな境内で、ようやく花がほころび始めた頃。

これは、ご愛嬌でしょうね。
ウサギの置物に、ピンクの傘が差してありました。

白壁、土蔵造りの本堂は国の指定文化財になっています。
「 南無阿弥陀佛 」 の幟がはためく浄土宗のお寺です。