
<5月4日>
新潟県村上市、黒塀が続く風情溢れる小路 「 黒塀通り 」。
平成14年に住民の発意で始まった 「 黒塀1枚千円運動 」 は、平成20年から 「 緑1口千円 」 運動へと発展
し、黒塀と緑の美しい小路造りが進められています。
その中心になっているのが、一人は先ほど見学した 「 味匠 㐂っ川 」。もう一人は 「 割烹 新多久 」 です。

広い敷地に、日本庭園があり、ゆったりした純和風の造り。

庭木の間から着物姿の年配の女性が歩いて来て、気軽に声をかけてくれました。
どうやら女将さんのようです。

「 割烹 新多久 」
あまりにいい雰囲気だったので、ちょっと覗いてみようとしましたが、この日は予約で一杯でした。

黒塀通りをさらに進んで行くと、角を曲がって、お寺が続きます。
このあたりが、城下町を造るにあたって、戦略上お寺を集めた地域。多くの城下町に見られる手法です。

山門に金文字の名前・・・「 快楽山 」。
「 快楽山 称名院 淨年寺 」、浄土宗の寺院です。それにしても 「 快楽山 」 とは、大胆な名前。芭蕉と曽良が
その昔参詣したという由緒あるお寺です。