
<3月17日>
山形県かみのやま温泉 「 日本の宿 古窯 」 の館内に並ぶ楽焼の紹介はまだ続きます。
「客が待っていた宿 宿が待っていた客」(永六輔)

永六輔さんは、もう一枚ありました。
「 井上ひさし 三島由紀夫 五木寛之 野坂昭如 」( 永六輔 代筆 )
もしかして、5人で訪れたときに、永さんが代筆したという意味でしょうか?もしそうだとすれば、この5人が揃う
こと自体、稀有なことです。

「 ひょっこりひょうたん島 」( 井上ひさし )

( 岡本太郎 )

「 野の草が風にゆれるように 」( 星野富弘 )

20分ほどの時間だったと思いますが、古窯を訪れて 「 皿 」 を焼き、宿に残して行った著名人の数々。
帰り際に、声をかけてくれたホテルマンに御礼を言いながら、“ ところで、何枚ぐらいあるんですか?” と
尋ねたところ・・・“ 3000枚以上はあると思います。” との返事でした。
恐るべし、「 日本の宿 古窯 」 の館内に並ぶ 「 らくやき群 」。

外へ出ると、もうそろそろ薄暗くなりはじめていました。
蔵王連峰も霞んで見えません。

坂を上って行けば 「 古窯第2駐車場 」。
他の宿では、折り重なるように止められている車ですが、古窯だけは別格で、駐車場がたっぷりあります。

坂を上り切ると、古窯の裏側に出ます。
私たちのこの日の宿となった 「 彩花亭 時代屋 」 は、この道の奥。古窯の大きな建物の裏側、斜面にへばり
着くように建てられています。