
<3月17日>
山形県かみのやま温泉 「 日本の宿 古窯 」。
散歩の途中たまたま通りかかり、ホテルマンの誘いに乗って館内へ足を踏み入れ、「 らくやき画廊 」 を見物
させてもらいました。
物見遊山で建物へ入ったものの、有名人の方々が楽しんで焼き、寄贈して行った 「 らくやき皿 」 の数の、
あまりの多さに目を見張りました。

しかも、一つ一つの作品を、大切に展示していることが分かります。
サインあり、似顔絵あり、ウンチクのある言葉、イラスト、そして何より本人直筆の文字が貴重な財産になって
います。“ この人、こんな字を書く人だったんだ・・・!”

多角形の建物で、階段もあります。
外からも入って来れるようにしていたようです、今だけ閉まっているのか、完全に閉鎖したのかは分かりま
せんが、私は階段を降りたところの外から建物を見上げていて、ホテルマンに声を掛けられたことになります。

「 不如無知 」( 河上和雄 )
「 男と女の世界 」( ザ・ピーナッツ )・・・鬼籍に入ってしまわれた方の直筆も多くあります。

1300年前の古い窯の跡。これが 「 古窯 」 の名前の由来になっています。

その窯の跡が、そのまま残っていて、館内から ( ガラス越しに ) 見学できます。
ただのホテルの名前かと思っていただけに、由緒正しい、歴史と伝統のある名前であることを初めて知り
ました。