
<3月17日>
山形県かみのやま温泉の 「 葉山地区 」。夕食前の散歩です。
小高い丘の斜面に立ち並ぶ旅館やホテル。まずは 「 はたごの心 橋本屋 」。結構混んでいるようで、玄関前
には車がぎっしりでした。

このアール型の建物は、おそらくかつては旅館だったんでしょうね。今は、最大手のホテル 「 古窯 」 の社員
駐車場になっています。廃業した旅館を、そのまま ( 古窯が ) 買い取った・・・と推測。

こちらも玄関前に車が並んでいます。
ここ葉山地区では一番の老舗 「 葉山館 」。

前後左右、車が隙間なく並べられています。
私たちの宿泊場所である 「 時代屋 」 でも、先に停まっていた車の前に駐車し、キーはフロントへ預けるように
言われました。斜面に重なるように建てられている温泉街だけあって、どの旅館も駐車場のスペースはあまり
取れないようです。手間はかかりますが、駐車場をギリギリまで使うには、この方法しかありません。

純和風の佇まいをみせている 「 葉山館 」 の横を通り過ぎて、さらに坂を上がって行きました。

坂の上に大型の施設が見えて来ます。
ここは名付けて 「 葉山坂 」。

標柱の裏に、きちんと云われが記してありました。
【 薬師如来を祭神としている葉山神社に通ずる道のため「葉山坂」と呼ばれるようになった。】 とのこと。

広い駐車場と、その横には廃屋となった建物。
駐車場は、「 古窯 玄関前駐車場 」 とあります。ここも廃業した旅館を、古窯が買い取って駐車場にしている
ものと思われます。残念ながら、奥の廃屋までは手を付けられなかったのかも。

葉山坂を登って行くと、「 日本の宿 古窯 」 の建物が見えて来ました。
8階建てくらいはありそうです。客室からは蔵王連峰が真正面に見える位置。やはり壮観です。