
<3月17日>
視察の集合時間前に立ち寄った 「 シベール・アリーナ 」。
上山インターを降りてすぐ左側にある、シベールの工場からは蔵王連峰 ( だと思います ) が綺麗に見えて
いました。

晴れ渡った空に映える蔵王連峰を眺めながら、アリーナに併設された 「 遅筆堂文庫 」 の2階へ上がって
みます。井上ひさしさんと大江健三郎さんの写真がありました。

人は誰もいません。
静まり返った図書館です。

「 ブンとフン 」 の初版本でしょうか。
井上さんの代表作のひとつ。

直木賞を受賞した 「 手鎖心中 」。
脚本も多かった井上さん、日本語に対する思い入れも強かった作家です。

ズラリッ!と並ぶ、井上作品。壮観です。
脚本でも、小説でも、連載でも、とにかく締め切りギリギリまで推敲したことで知られる井上ひさしさん、そこ
から付いた ( か、自ら称したか ) 「 遅筆堂 」。それが立派な文庫になって、一般に開放されています。
時間があれば、もっとゆっくり見たいところですが、そろそろ集合時間が迫って来ました。