
<3月17日>
視察に行く途中で、たまたま立ち寄った 「 シベール アリーナ 」。
シベールのラスクが爆発的に売れていることは知っていましたが、こんなに立派な本社工場や文化施設が
出来ていることは初めて知りました。
階段を上がり、ウッドデッキのような造りのエントランスから、中へ入ります。

エントランスのガラスに貼られているポスター、並んでいる幟は 「 遅筆堂文庫 」 の文字。井上ひさしさん
です。山形県出身、「 ひょっこりひょうたん島 」 で有名。

アリーナ施設の右側が 「 遅筆堂文庫 」 になっています。

逆凹形の真ん中が入口、右側に 「 遅筆堂文庫 」、左側がアリーナになっています。

カウンターに並べられているのも、「 ひょっこりひょうたん島 」 の関連です。
案内嬢に、“ 写真撮ってもいいですか?” と尋ねたところ、
“ どうぞ、ご自由に!”

大きめの人形は 「 ドン・ガバチョ 」。藤村有広さんの声が浮かんできます。
山形県長井市の岸本さんという方の手作り人形だそうです。
とにかく、原稿の仕上がりが遅くて、それが代名詞のようになっていたと言われる井上ひさしさん、自らを
「 遅筆堂 」 と称してパロディ化してしまうあたりも井上さんらしさです。