
<7月15日>
三陸海岸巡りは岩手県に入りました。
「 久慈市侍浜町 」という標識を過ぎて、268号線を海沿いに走り 「 第44地割 ( じわり )」 という住所のあたり
です。岩手県に入って、この 「 地割 」 という地名 ( 住所表示 ) が頻繁に出て来るようになりました。
あまり馴染みのない表記で、岩手県独特のものなのかも知れません。「 ○○丁目○○番地 」 ではなく、ほぼ
機械的に 「 第○○地割 」 という名前が順番に出て来ます。広い土地を区画して順に番号を付けた名残りで、
そのまま地名として残っているものと推測。

その 「 第44地割 」 付近の浜です。
左側奥に仮設のプレハブが建っていて、朝市が開かれていました。右側の海に近い浜には、コンクリートなど
の瓦礫とみられる山がまだ残っています。

緩やかな坂道になっている道路脇に、勢いよく流れる清流があって、小さな滝が山側から海へ流れ落ちて
います。
車を停めて遠くから見ていると、雨模様の中、仮設の朝市店舗に続々と人が集まっていて、そこだけはちょっと
した渋滞になっていました。