<1月7日>
富士五湖のひとつ河口湖。
その湖畔の宿に投宿し、翌朝ひとりで出かけた朝の散歩。ホテル裏手の天上山公園から見えた朝焼けに
染まり行く富士の姿です。動画で・・・。
かなり長い時間、「 絶句 」 しておりました。

富士の姿に絶句していた分、戻りが遅くなり、7時からの朝食には15分ほど遅刻。
あきれ果てた表情の妻、富士の美しさに興奮気味の私。静と動、怒りと悦び、打ち水したような冷たさと燃える
ようなハイテンション。
朝食を食べ始めたあたりは、対照的な空気が流れていました。
小付・・・青菜煮浸し
向附・・・鮪山かけ
焼物・・・鰈西京漬、玉子焼、きのこみそ
煮物・・・かに茶巾、蛸旨煮
これに、生野菜、香の物、フルーツ。

焜炉・・・揚げ茄子のごぼう汁
それに、海苔
以上が朝食の献立でした。こちらも夕食同様、たいへん美味しくいただきました。

富士見走ドライブの最終日。
最後の日ぐらいは、畳の上で寝て、ゆっくりしたいね・・・という二人の希望が一致して選んだ宿でした。
「 時悠々 楽游 」 また行ってみたくなる、洗練された料理と、暖かいおもてなしを受けて、大満足でした。

宿を出発したのは、8時30分頃。
この日は、夜までには自宅に帰る予定で、丸一日の運転は覚悟の上です。それでも 「 寄り道 」 魂は健在で、
せっかくだからと、富士吉田の 「 富士浅間神社 」 に初詣でをして行くことにしました。

神社脇の駐車場に車を止め、「 正しく 」 正面へ廻って、きちんと鳥居をくぐって参拝しました。
神社へ行って、鳥居をくぐらないことは御利益がない・・・伊勢神宮を参拝したときに教えられた 「 しきたり 」
です。実は、それまであまり意識はしていませんでした。それが、伊勢神宮を参拝した時に、あまりの混雑に
何気なく鳥居の外側をすり抜けて来たら、案内してくれていた女性ガイドさんに、“ちゃんと、鳥居をくぐらへんと、
御利益がありまへんで!” と言われ、慌ててくぐり直した苦い経験があります。

鬱蒼と茂った杉の大木。
その中を一直線に延びる参道。この延長線上、数キロ先に、ご神体の富士山があるはずです。