
<1月6日>
朝から、ずっと富士山を追い掛けながら、風の向くまま気の向くままのドライブ。
山中湖、忍野八海、道の駅富士吉田、本栖湖、精進湖、西湖と廻って、富士五湖のうち既に4つは見ました。
予想以上にそれぞれの間の距離が短く、しかもこの時期は渋滞が全くないので、各湖の湖畔を一周しながら
廻っても、さほど時間はかかりませんでした。
西湖から国道139号線へ戻って来たあたりに 「 富岳風穴 」 があります。車で走っていると、この周辺には、
「 鳴沢氷穴 」「 龍宮洞穴 」 や 「 西湖蝙蝠穴 」 といった恐ろしげな名前のものまで、いろいろな「穴」があり
ます。それら 「 穴 」 の中で、一番無難そうな 「 富岳風穴 」 に行ってみることにしました。天然記念物です。

入口の横にあった売店には 「 ほうとうまん 」 なるものもありました。
ちょっと前に、本物の 「 ほうとう 」 を食べたばかりだったので、饅頭はパス。

風穴の入り口に向かって、鬱蒼とした林の中を歩きます。
ここいら周辺が、かの有名な 「 青木ヶ原 」。

1月6日、つまり真冬ですので、広葉樹は葉が落ちており、想像していたよりは明るいイメージの樹海ですが、
春から夏になって木々の葉が生い茂れば、逆に薄暗くなるのかも知れません。
精進湖の南東側、西湖の西側に広がる広大な原野には、数々の噂が飛び交っています。
「 自殺の名所 」「 方位磁石が狂う 」「 GPSは機能しない 」「 デジタル時計が狂う 」「 車の計器や放送機器
に異常が発生する 」「 上空を通過する飛行機の計器が乱れるので、飛行禁止 」 などが主なもの。実際は
どうかというと、どうやら科学的根拠はなく、俗説、噂、デマの類のようです。

こういうのは、本物ですね。
溶岩の表面が冷えて固まった後に、内部のガスが抜けてできた 「 ガス孔の跡 」。

こちらは、押し寄せたマグマがそのまま固まってできた 「 溶岩棚 」。
富士山の噴火の凄さを感じることができます。