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<1月6日>
 
 早朝の小田原散歩。ホテルのすぐ近くにあった小田原城へ 「 登城 」 しました。
 
 「 学橋 」 を渡って城内に入り、お濠沿いに隅櫓の横を通って奥へ。このあたりは 「 二の丸御殿 」 の跡です。
 
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 右側に見えて来たのは 「 小田原城歴史見聞館 」。北条氏の歴史が説明されている施設ですが、まだ朝の
 
7時過ぎ。ちょうど係の人とおぼしきオバチャンが出勤して来たところでした。
 
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 二の丸の正門である 「 銅門土塀 」 の模型が展示されていました。
 
 大扉の金具に銅が使われたことから命名されたといわれる銅門の、分厚く複雑な内部構造が分かります。
 
考えてみると、小田原城だけでなく、当時は日本全国にこういった先進的な土木や建築の技術があった訳で、
 
古からの日本人の技術レベルの高さを伺い知ることができます。
 
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 その銅門が建っていたと伝えられる 「 礎石 」。立派な土台が、あの重厚な土塀を支えていました。
 
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 グルグルねじり上げたような巨木は 「 イヌマキ 」 という木だそうです。
 
 高さ約20メートル、枝の拡がりは東西に約25メートル南北に約13メートル、幹の太さ4メートル余り。関東
 
以西の海岸部に見られる木だそうで、温帯林を代表する常緑樹とのこと。
 
 迫力のある、異彩を放つような姿で、ちょうど朝日が枝の後ろから顔を出そうとしていました。
 
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 平城とはいえ、それなりの高さはあります。
 
 二の丸を抜けて、本丸へと向かうところには、結構な勾配の石段がありました。天守閣の姿は、まだ見えて
 
来ません。
 
 小田原城登城は、まだ続きます。