
<1月5日>
“ 子供だからしょうがない・・・。” と思いつつも、ロープウェイのゴンドラという密室で、ワイワイ、ギャアギャア
騒がれると、さすがに辟易します。一緒にいた母親たちの中で、“よその人もいるんだから、少し小さな声で・・・”
とか “ 乗っている間は、静かにして、アナウンスを聞きましょう!” などと注意していたのは、一人だけ。その人
の話になど誰も耳を傾けず、他の親は一緒に騒いでいる状態でした。
一発、“ ウルサイ!” と怒鳴れば良かったかも知れませんが、そこまでする必要もないと思って、こちとら、
じっと我慢。大涌谷駅での乗り換えのタイミングを狙っていました。

大涌谷駅は、箱根ロープウェイの中で最も標高の高い位置 ( 1,044m ) にあって、早雲山方面と、芦ノ湖畔
の桃源台方面とでは乗り場が違います。
一旦ゴンドラを降りた私たちは、歩みを遅くして、子供たちのいる集団から意識的に離れ、数台後ろのゴンドラ
に乗りました。
大涌谷駅を 「 桃源台行き 」 のロープウェイが出発します。ここで午後3時30分過ぎ。時間があれば、ゆっくり
大涌谷の景色でも眺めるところですが、先を急がないと日が暮れてしまいます。
こっちのゴンドラ内では、アナウンスをちゃんと聞くことができました。