
<1月5日>
富士屋ホテルの面白さは、建物の内外をかなり自由に歩き廻ることができること。泊り客でなくても、オープン
にしている点です。
ロビーとティーラウンジの間の細い廊下を奥へ行くと、左右にショッピング・サロンがあり、そのまた奥は宿泊棟
へ繋がります。真っ赤な絨毯の先 ( 画像では背中側 ) は、明治39年建築の1号館と2号館へ。
廊下の壁に掛けられているのは、絵や写真。

その中でも、ひときわ目立つのは 「 富士箱根漫遊案内図 」。
富士山がど真ん中にドーーーン!とあって、その裾野に拡がる名所や観光地が、鳥瞰図風に描かれてい
ます。古いタッチで描かれた、味のある構図です。

フロント周りです。
階段、天井、カウンター、胡蝶蘭、床、壁、照明・・・どれを取っても絵になります。

2階部分になるフロント・デスクの脇から、テラスへ出ることができます。
正面玄関から、下を走る国道1号線が見下ろせる広々したテラス。壁と屋根の形が特徴的。それと・・・、

テラスへの出入り口の上にも 「 生き物 」 がいました。
真っ白で、羽が細かい模様のようになっている鳥です。何の鳥かは分かりません。これも見事な彫刻。