東日本大震災から1年が経ちました。
今朝の日経新聞では、10ページに渡って犠牲者の方々の名前と年齢を掲載しています。この圧倒的な数の
人たちそれぞれに人生があって、それがあの日を境にぷっつりと途切れてしまったことの重みを感じます。
TVでは各局で特集番組が組まれ、今日一日、鎮魂の日になります。
犠牲になられた方々のご冥福を改めて祈るとともに、これから長い時間がかかるであろう復旧・復興に向けて
もう一度気持ちを引き締め直したいと思います。
正月に行った箱根の話を続けます。

<1月5日>
箱根登山鉄道でのアクシデントで、大平台駅で降ろされてから約30分。
私たちは、1台目の代行バスに乗り込むことができました。一度に乗れる乗客は限られています。半分以上の
方は次のバスを待つしかありませんでした。
満員の乗客を乗せたバスは、箱根の曲がりくねった坂道を登って行きます。降りたのは宮ノ下。
当たり前のことですが、宮ノ下のバス停にも行列ができていました。

宮ノ下のバス停で降りたのは11時30分頃。
少し坂道を歩きながら、ランチの場所を目指しました。

歩道は人一人歩けるくらいの幅しかありません。
歩道上に描かれていたのは 「 ひょうたん 」 でした。

目指したのは、ここ。
クラシックホテルの名門の一つ 「 富士屋ホテル 」 です。

下から登って来ると、見上げるような急斜面に建つホテル。

正面左側にあったホテルの建物の一部。
独特のデザインと色遣い。特に屋根の形が特徴的です。
大平台駅で30分ほどのロスタイムがあったことで、宮ノ下に着いたのはちょうど、お昼どき。ランチを食べる
にはバッチリのタイミングになりました。まさに災い転じて・・・。