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<1月4日>
 
 隅田公園に出現した仮設芝居小屋 「 平成中村座 」。
 
 3時25分、開場と同時に入場し、自分の席を確かめたあと、少し劇場内を探検してみました。
 
 入り口の靴脱ぎ場を、階段の上から眺めていると、観客はやはり圧倒的に年配の方が多く、若い人は本当に
 
チラホラ見かける程度。
 
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 2階席へ上がります。
 
 中央天井から下がる大きな 「 中村座 」 の提灯。花道が見えていて、私の席は花道のすぐ脇の後ろ側。
 
 
 これは大阪公演のときの座席表ですが、ほぼ同じ。
 
 1階のフロアを取り囲むように2階席が設けられています。
 
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 座席表でいえば、2階席右下奥の位置から、左側の席を見たところ。
 
 ボチボチ観客が埋まり始めていました。
 
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 正面から、お大尽席の後ろ側を通って、左側の席へ。
 
 「 梅 」 の席は2段になっていて、後ろの位置でも良く見えるように工夫されていました。
 
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 2階席左側前列から後方を見渡します。
 
 このとき初めて知ったのは、「 桜 」 という席があること。
 
 歌舞伎を知っている方にとっては常識なんでしょうが、2階席の前列、「 梅 」 は7番までしかなく、その前が
 
「 桜 」。桜の6番席と、梅の7番席の間には幕があって仕切られていました。
 
 つまり 「 桜 」 の席は舞台の真上、ここからは、定式幕が閉まっているときでも舞台上の様子が見られること
 
になります。ここは、ある意味、面白い席ですね。次に来る時は、この席にしようかな・・・。
 
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 1階前方、「 松 」 の席は畳敷きの上に座布団と座椅子です。
 
 竹の小さな椅子席と違って、一人分のスペースが広く取られています。問題は、長時間座り続けること、と
 
目の前に座高の高い人が来たら見えにくくなること、でしょうか。
 
 これが 「 平成中村座 」 のほぼ全貌です。