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 現在 【 寄り道大好き 】 書庫で、農商工連携事業の先進地視察で訪れた 「 伊賀の里 モクモク手づくり
 
ファーム 」 の記事を連載中です。
 
 昨年の11月11日に訪問したときに、現地で買って来たのがこの本。
 
 『 新しい農業の風は モクモクからやって来る 』 青山浩子著、商業界。
 
 表紙を飾るのは、右側が木村 修社長、左側が吉田 修専務。いい笑顔ですが、二人の目線は全く違う方向に
 
向けられています。意図的にこういうアングルにしたのか、それとも偶然こういうアングルになったのかは定か
 
ではありませんが、この姿は 「 モクモク 」 の成り立ちと方向性を示す象徴的な画像ともいえます。
 
 モクモクを立ち上げ、苦節を共にしながら、年間50万人もの人を集める施設にまで育て上げた最大の功労者
 
がこの 両 「 修 」 氏。その二人は、志は同じでも、性格も見方もやり方も全然異なります。全く違う二人が
 
いたからこそ成し遂げられたのかも知れません。同じポーズを取りながら、全く違う方向を見ている表紙の二人
 
の姿が、そんなモクモクの象徴ともいえます。
 
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 せっかくですから・・・と、木村社長の講話を聞いたあとに事務所で本を買い、サインをしてもらいました。照れ
 
くさそうにサインをする社長の姿が印象的でした。
 
 この本の中には、「 モクモク 」 のエッセンスが分かり易くまとめられています。
 
  第1章 モクモクの原点
  第2章 モクモクの波乱、結束、成長
  第3章 モクモクの根幹は会員さん
  第4章 モクモクの若さ、活気、笑顔
  第5章 モクモクの展望
 
 そして 「 あとがき 」 のあとにはスタッフからのメッセージも収められています。
 
 ひとことで言えばモクモクでは・・・「 モノを売っているのではなく、考え方を売っている 」 のだということ。その
 
意味が、この本の中で繰り返し繰り返し語られています。読み進んで行くうちに、付箋だらけになっていました。
 
 できれば、現場を体験して、そのうえで本も読んだ方が、より実感として伝わって来ると思います。
 
                                                                                                      【 2012年1月17日 読了 】