
<9月27日>
八戸市郊外の 「 八食センター 」 の視察。
昭和55年にオープンした、郊外型の市場で、現在65店舗が入居、敷地面積約8万㎡(東京ドームの1,7倍)
駐車台数1,500台、年商約64億円。10年前にリニューアルしたこともあって、店内は綺麗です。
中心街や八戸駅と結ぶバス停のある正面東口から入ると、いきなり出迎えてくれるが、八戸名物B1グランプリ
でお馴染みの 「 八戸せんべい汁 」 の巨大釜。

飲食棟を抜けて市場棟へ入ると、遥か遠くまで見渡せる広大な売場。
休日には県内外から1万人以上のお客様が訪れる人気の観光スポットですが、あの大震災の後は、客足が
8割も減ったそうです。
自粛ムード、ガソリン不足、品不足の三重苦の状態が約1ヵ月間続き、その後徐々に回復して来たとのこと。
売場に入って、最初に目に飛び込んで来るのは、ピラミッド型に積み上げられた商品の山。

何とこの山、全部煎餅です。
さすが八戸、せんべいだけで、これだけの品揃え、ボリューム、迫力の売場づくり。

お土産用に 「 こわれせんべい 」、たったの220円、安い!
でも何もこんなに山積みにしなくても良さそうなものですが、それだけ売れるんでしょうね。

こちらも同じく220円。
「 せんべい汁 」 用のせんべいです。お菓子の煎餅より、いささか固めに造られており、味も付いていません。
鍋で煮込んでも、煎餅の形が崩れないようにした、特別の煎餅。

もう一つの青森名物は 「 りんご 」。
りんごのかけらをチップス状にして、三角形のパッケージに入れたものが3コで1,050円。さすがに煎餅よりは
手間と仕入コストがかかっている分だけ、お高い。
一体、この店、せんべいとリンゴだけで、年間いくら売るんだろう?