久しぶりにレンタルDVDを借りて来ました。
昨夜観たのは 『 RAILWAYS~49歳で電車の運転士になった男の物語 』
先日富山へ行った時、泊ったホテルの壁に一枚のポスターが貼ってありました。『 RAILWAYS 2 』、こちらは
電鉄富山が舞台になっていて、富山で先行ロードショーをやるというもの・・・。
“ じゃあ、最初の映画って、どんなんだったんだろう?” ということで、早速、借りて観たという次第。

監督;錦織良成、出演;中井貴一、高島礼子、本仮屋ユイカ、三浦貴大、奈良岡朋子、橋爪功、佐野史郎・・・。
大手電機メーカーで順風満帆のサラリーマン人生を送っていた男 ( 49歳 ) が、ある ( 複数の ) きっかけで、
早期退職し、故郷へ帰って田舎を走るローカル電車の運転士になる・・・という話。
設定は単純で分かりやすく、ちょっとした事件も散りばめられていますが、基本的に 「 淡々と 」 ストーリーは
展開して行きます。島根県を走る 「 一畑電車 」 と宍道湖周辺の風景が、幾度も幾度も出て来て、目に焼き付き
ます。細部にまで徹底的にこだわり、様々なアングルから画面一杯に走り続ける電車の姿は、「 鉄子&鉄男 」
にはたまらない魅力だと思います。
私にとっては、早期退職して違う道に飛び込んで行く主人公の姿と、自分自身の姿が重なるような気がして、
「 来し方行く末 」 を真剣に考えて決断した 「 あの頃 」 を想い出していました。
第2弾は、貴大クンの親父さん、三浦友和が運転士役で、舞台は富山電鉄。こちらも楽しみです。