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 小阪裕司著 『 自分らしく稼ぐ 』、フォレスト出版。
 
 サブタイトルは 「 商売が楽しくなる4つの原則と8つの習慣 」。
 
 小阪さんの著書は、どれを読んでも噛み砕いた語り口で分かりやすいですね。この本も例外ではなく、一気に
 
読み終えてしまいました。
 
 第1章 ビジネスがこう見えていると、結局は損をする
 第2章 成功って、ひとつではない
 第3章 「ビジネススタイル」を考えないと、ビジネスを誤る
 第4章 このスタイルで経営する八つの習慣
 第5章 四つの原則が支えるビジネス
 第6章 では、そこからキャッシュを生むためには?
 終 章 ある物語-「あられ」が継がれた日
 
 根底に 「 モノが動くためには、人が動かなければならない 」 という基本的考え方があって、そこを軸に様々な
 
たとえ話や実例が展開されて行きます。
 
 言われてみればその通り・・・という話が多くて、感心することしきり。
 
 商売する人が本当に考えなければならないことは、「 商品をどう売るか 」 ではなくて 「 商品を買ってくれる
 
人をどう動かすか 」 である。
 
 「 どうすれば稼げるか 」 という話ではなく、ビジネスのやり方はいろいろあるから、自分に一番合ったビジネス
 
・・・「 商売のスタイル 」 を歩きませんか?というテーゼになっています。
 
 最近、農商工連携の関係で全国各地を視察する機会に恵まれています。様々なビジネスを見、いろいろな
 
経営者の皆さんと触れる中で、自分の中でも 「 ビジネスって一体何だろう?」 という素朴な疑問が湧いて来る
 
ことが多かったので、小阪さんは、一つの答えを示してくれたような気がします。
 
                                                   【 2011年8月25日 読了 】