
初冬の十和田湖巡り。
湖畔の休屋にある駐車場に車を停めて、少し岸辺を歩きました。訪れている人は殆どいません。
湖の中に桟橋が延びていて、遊覧船が停泊しています。

手前に停泊していた遊覧船は 「 第3十和田丸 」。
通常は奥入瀬渓流の入り口である 「 子の口 ( ねのくち )」 まで行く 「 Aコース 」 と、休屋を出て休屋へ戻る
「 Bコース 」 の二つがありますが、冬季間は 「 Bコース 」 のみの運航。
12:00の出発を前に、出航準備をしていました。

遊覧船の横を通り過ぎて、桟橋をさらに奥へと進みます。
たぶん、観光シーズンのピークのときは、もっと多くの遊覧船が発着するんでしょうね。そのための長く立派な
桟橋だと思われます。

桟橋の先端まで来ました。
強い風に、湖面の波しぶきがかかります。
向こうに見えているのは、「 中山半島 」。あとは、何も見えませんでした。

後ろを振り返れば、休屋の岸壁。遊覧船が2隻停泊しています。
それにしても、この時期に遊覧船に乗る人は、いったい何人いるんだろう・・・?と、いささか疑問に・・・。
でも意外に、「 雪景色の十和田湖 」 とか 「 吹雪の中の遊覧船 」 なんてのも、滅多に見ることのできない風景
で面白いかも知れません。

「 湖上 」 はさすがに寒くて、早々に陸地へ戻りました。
休屋の駐車場前。岸辺に沿って、右の方へ行けば 「 御前ヶ浜 」 があって、高村光太郎作のブロンズ像
「 乙女の像 」 が建っています。
そこまで行くのは止めにして、お昼にすることにしました。