イメージ 1
 
 冬季間閉鎖中の道の駅から、さらに樹海ラインをしばらく走ると、「 発荷峠展望台 」 に出ます。この日(12月
 
6日)は一面の霧がかかり、全く何も見えませんでした。しかも、展望台の施設自体も 「 閉鎖中 」。
 
 晴れていれば、この峠に出た瞬間、眼下に十和田湖の姿が現れるので、なかなか感動的です。
 
 ここからは、急な坂を下って湖畔へ。「 和井内 」 地区で湖畔に出ます。
 
イメージ 2
 
 ここで一旦車を降り、東屋近くまで行ってみました。
 
 湖面には霧はかかっていません。鉛色の空、湖の中ほどに中山半島が延びています。湖面は意外に静か
 
でした。周囲には、もちろん誰もいません。車もめったに通りません。鳥や動物の声もしません。
 
 聞こえるのは、湖面を吹き渡る風の音と、湖岸に打ち付ける波の音・・・だけ。
 
 初冬の十和田湖。寒々しいのは当たり前で、むしろ十和田湖を独り占めしているような気分になれます。
 
イメージ 3
 
 「 和井内 」 の丁字路交差点を右折して 「 休屋 」 方面へ。
 
 バスターミナル、旅館、ホテル、レストラン、売店などが立ち並ぶ休屋地区に車を置いて、遊覧船乗り場の方へ
 
行ってみました。
 
 『 ここはお鍋 ( カルデラ ) の中 』 の標識。火山の噴火による大陥没でできた、鍋底状の凹地形に水が
 
たまってできたのが十和田湖です。
 
 面積約60k㎡、水深327m、標高400m、湖岸延長53km。
 
 秋田県と青森県の県境にありますが、長年県境の境界線が決まっておらず、最近になって両県の合意が
 
できて確定。このため、秋田・青森両県の面積に、十和田湖の未確定部分が追加されて、県の面積が増えた
 
というニュースもありました。