平成20年6月14日、朝、岩手県と宮城県の県境周辺で、マグニチュード7.2の大地震が発生。
震源が浅かったこともあって、栗駒山麓に広がる山並みの至るところで土砂崩れが起きました。
あれから丸2年・・・。

地震で寸断され、長い間通行止めになっていた 「 国道342号線 」 が、本日正午に再び通れるようになりま
した。

岩手県側にある、再開通祝賀会場では、ちょうどセレモニーが終わったところ。
開通を待ちかねたように、車の列、列、列で、大渋滞になっていました。

実際の復旧現場は、このような有り様です。土砂崩れで、山肌が崩落した場所を、再度コンクリートで固めて
道路を造りました。至るところで寸断された道路は、新しいアスファルト部分と、前からの道路部分が色の違いで
はっきり判ります。
車で走りながら、つぎはぎだらけの道路を見ていると、あのとき土砂に飲み込まれて未だに行方不明の方が
いることに、心が痛みます。
それでも、復旧工事に携わった方々のご苦労に感謝し、再開通を素直に喜びたいと思います。