地元の工業高校の就職担当の先生から来た話。夏休みで静まり返った校内の一室で・・・。
“ 2年生たちの前で、話をしてもらえませんか・・・? ”
“ えぇーっ!高校生の前で? ”
“ 最近は、「 働くということ 」 を真剣に考えようとしない生徒が増えています。
人生の先輩として何かアドバイスを! ”
“ 無理無理!だいたい自分の子供より下だよ! ”
“ 夏休みで、求人票を見に来るのは 「 親と一緒に 」。真剣に見ているのは親の方で、本人は
どうでもいい感じ・・・というのが多いんです。中には 「 親の方が異常に真剣 」 という
ケースも・・・。 ”
“ へぇーーーっ!今どきはそうなんですかぁ? ”
“ 当日は保護者も集めますので、保護者に対する 「 一撃 」 もお願いします。 ”
てなわけで、押し切られた 「 講演会の講師 」 でした。
あと10日ほどになって、シナリオは・・・できていません。
工業高校の2年生ということで、来年は多くが就職して行くことになると思います。しかし、今の
高校生の就職は 「 氷河期 」。本人たちの気持ちも 「 氷河期 」 のようなもので、ガチガチに
固まっている氷河を、私が少しでも融かすことができるでしょうか?
5~6年前に買った 「 働くということ 」 などという本を、改めて読み返したりしながら、テーマ
とシナリオの組み立てをしています。