昨夜『 初夏の風はジャズの薫り 2009 』と題したコンサートへ行って来ました。
サブタイトルが『 JAZZで聴く映画音楽の夕べ 』。豊かな1時間余りを過ごすことができました。

ピアニスト早川さん、ベーシスト山下さん、ドラマー勘座さん、いいトリオですね。
アイ・コンタクトもバッチリで、息も良く合っています。
「ワン・コイン コンサート」という音楽ホール主催の格安コンサート、¥500。満員でした。
500円だから来るのか、JAZZだから来るのか、早川さんだから来るのか、ヒマだから来るのか・・・。
先日の熊本マリさんのコンサートは空席が結構あったのとは雲泥の「入り」の差でした。

映画音楽をJAZZにアレンジして、次々に演奏して行きます。「カサブランカ」「サウンド・オブ・
ミュージック」「007シリーズのテーマ」「シェルブールの雨傘」「いそしぎ」などなど。
特に印象に残ったのは「マイ・フェバリット・ソング」の早川さんの熱演、迫力ありました。そして
「ピンク・パンサー」の三人の絶妙のコンビネーション、素敵でした。
たった500円で、これだけの人たちが、これだけ「いい時間」を過ごせれば、満足!満足!大満足!。
それに早川さんのMCがまた「ほんわか」していて、聞いている側の口元が思わず弛むような話し方。
音楽はやっぱりナマがいいですね。
早川さんは、かつて私が「相当」通ったJAZZ酒場のメイン・ピアニスト。ピアノの廻りがカウンター
になっていて、目の前で弾く彼女に、酔っ払った勢いでリクエストしたりしていました。そんな酔狂を
「ほんわか」受け止めて、即効リクエストに応えてくれたものです。
しばらく店には顔を出していません。マスターは元気かなぁー?店は繁盛しているかなぁー?などと
思いを馳せながら演奏を聴いていました。
会社を早期退職したことも、まだ報告していないし・・・、そろそろ顔を出すことにします。