「小さな空」  詩・曲  武満 徹

青空みたら 綿のような雲が
悲しみを乗せて
飛んでいった

いたずらがすぎて 叱られて泣いた  
子どものころを想いだした 


夕空みたら 教会の窓の
ステンドグラスが 真っ赤に燃えてた  

いたずらがすぎて 叱られて泣いた 
子どものころを想いだした 

夜空をみたら 小さな星が 涙のように 光っていた
いたずらがすぎて 叱られて泣いた 
子どものころを想いだした




昨日は中学で合唱サークル。何か新曲をやりましょう、と先日先生から言われていたので、この「小さな空」をリクエストしてました。そしたら、今日から早速練習できることになりました。嬉しいなあ。 
この曲は前、うちの音楽の先生(吹奏楽、合唱)がソロで歌われたのを聴いて(バリトンの声が渋い先生なんですよ。)、とても印象に残っていた曲なんです。
なにか物哀しい、懐かしい気分になる歌なんです。


ここで本田武久さんというかたの動画を貼ります。
胸がきゅーっ、てなります。


この、本田武久さん、ご存じのかたはいらっしやるでしょうか。
わたしは恥ずかしながらこの曲で初めて知ったのです。
素敵なテノールの声で、聴く人を魅了します。
でも、でも…
今から2年前に「胞巣状軟部肉腫」という病気で亡くなられていました。
闘病中も、ずっとずっと歌うことをあきらめずにがんばってらっしゃったということです。
ほかにもよい歌をたくさん歌われてました。

まだお若かったのに…、残念です。




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