少林寺拳法部三回生の田村です。
4月19日に級拳士参加可能の運用法講習会に行って参りました。
そこで学んだことや気づいたことについて記したいと思います。

まず練習内容ですが
<基本練習>
・突き二連を行った後、突き四連
・膝を上げて蹴込

<武階別練習>
・内受突
・目を慣らす練習
・試合

を行いました。
基本練習では全ての武階が同じ練習を行いました。
基本練習でのポイントは「素早く突きを出す事」でした。
私のイメージとしては目打を突きに変えて素早く突く、というかんじでした。
運用法はスピード勝負です。
いかに早く相手に攻撃を入れるかが大切であると学びました。

武階別練習では女子、級拳士、有段者に分かれて練習を行いました。
私は女子の方に参加したのですが、内受突の練習の際、膝を抜きながら内受突を行うことがポイントでした。
何故膝を抜くのかというと、普通に内受突をすると相手に中段突が浅く入ってしまう場合があります。
しかし、膝を抜く事でより腕のリーチが伸び、相手に深く突くことができるのです。
運用法においての膝を使う事の大切さを、改めて実感しました。

目を慣らす練習というのは、フェースカバーに突きをされながら相手に中段突を打つという練習でした。
これは相手に突きをつかれた状態でも攻撃ができるようにするため、という目的があります。
運用法では慣れないうちはよく目を瞑ってしまいがちですが、しっかりと相手を見ることが大切です。

私が運用法講習会で思ったことは「中途半端な蹴りなら蹴らない方が良い」ということです。
試合を見ていて気づいたのですが、相手の胴をならすつもりのない中途半端な蹴りをする拳士は必ず相手に体勢が崩れたところを上段突でとられてしまっていました。
「蹴りをするなら、ポイントを取りにいくつもりでしっかり蹴る」
今後私も気をつけたいなと思いました。

今回記した練習方法は私が教えていただいた練習方法の一部でしかないので、また興味がある方は聞いて下さい。

以上です。
失礼致します。