こんばんは🌙
100代目ラストブログ3人目は選手の古谷野利紗です。
毎回ブログが長くなりがちな私のブログも数えてみると14回目で、あっという間に最後になりました✍️今日1日、私が入学した2021年4月からのブログを全て読み返していたら4時間もアメブロを読んでいました笑
長くなりますが最後までお付き合い頂けると幸いです。
私の今までの競泳人生を振り返ると、
「1度やり始めたことを途中で諦めたくない」
「後悔しないように生きたい」
という性格で成り立っていたなと思います。
私は5歳から、姉が通っていたことからスイミングスクールに通い始めました。
最初は顔付けもできず、100m個人メドレーのタイム制限のテストで1年半かかりましたが、合格するまで諦めずに続け、仲の良かった友達と一緒に小5の秋に選手コースに入りました。
この時「水泳」から「競泳」を選択して良かったなと心から思います。
初めは当たり前のようにベストが出て、チームメイトと切磋琢磨しながら練習するのが楽しくて仕方ありませんでした。
しかし高校からはベストをなかなか更新できなくなり、同じメニューをしているチームメイトはどんどんベストを更新していて、
「絶対自分の方が考えて練習して頑張っているのにどうしてこんなにベストが出ないのか」
「速くないのになんでこんなところで止まってる場合じゃない」
と焦りや苛立ちを覚えました。
年下にどんどんタイムを抜かれて、号泣して、いつしかプライドを捨てて
「どうせ負ける」「他人と比べない方がいい」
と、競泳選手として良くない考え方が定着するようになりました。
それでもベストを出した時の快感は忘れられず、自分なりに情報収集と実践を繰り返してきました。
魔女トレに参加して身体の繋がりを意識したり、YouTubeなどで見たドリル・ドライをやってみたり。
そして何より、練習ノートと試合ノートはかなり長く続けてきました。
練習ノートは高校卒業までに19冊目、大学入学後から8冊目(+大学メニューに書き込み)まで書き続け、試合の目標設定や振り返りをする試合ノートも2冊目になりました📖
このノートのお陰で大学水泳も充実させられるキッカケができました(そこについては後ほど)!
幸い、高校では友達と一緒に中国大会にも出場することができました。
初めて学校の試合で遠征に行けてとても楽しかったのを覚えています。
しかし高2の終わりから始まったコロナの影響で高3の試合は全て無くなり、学校も休校になったりして先の見えない日々が続きました。
受験勉強もしないといけない、でも試合に出ずに終わりたくないと親の反対を押し切って泳ぎ続けた結果、高3の9月に長水路と短水路の試合に出場でき短水路ではWベストで有終の美を飾ることができました!
同志社大学に入学する時、私は高校最後の短水路の試合でベストを更新したものの50Frで30秒を切る事ができず、
「こんな中途半端な状態で引退したくない」
「何か1つは頑張り続けたい。頑張るならやっぱり競泳がいい。」
と思い大学でも競泳を続けることを決めました。
推薦で入学したでもなく新歓もなかったため自分でDUSのインスタにDMして体験に行きました。長水路の練習はキツかったですが、とても楽しく、すぐに入部を決めました。
しかし中高は上下関係も緩く弱小の水泳部で活動していた私にとって、全国から猛者が集まる私立の体育会で活動するのはとても大変でした。
上下関係もしっかりあって、当時は特にルールが凄く厳しくて、先に入部して仲良くなっていた同期とは馴染めず、周りの目を気にしすぎて先輩ともろくに話せない。
初めての一人暮らし+授業+部活で心身ともにボロボロになり、4:30の目覚まし前に目が覚めたり練習に行きたくなくて泣くこともありました。
1回生の4~5月は本当に苦しくて、あれだけ大好きだった競泳を過去最高に辞めたくなりました。
勇気を振り絞って、抱えていた事情などを感情が溢れて涙を流しながら主務の原さんに相談させていただいた際、原さんは最後まで優しく聞いてくださりました。
主将の銀河さんにも相談に乗っていただき、クラブ練を提案していただきました。
そして奇跡的に近所にあった、岡山で泳いでいた頃のグループ校KSCタナベに練習拠点を移すことになりました。
今思い返しても本当に奇跡です。
原さん、銀河さんには本当に感謝しています。お2人とKSCの存在が無ければ今頃私はここにいませんでした。
「速いことが全てじゃないし、一生懸命やることに意味がある」という銀河さんの言葉にとても救われました。
本当にありがとうございました!
KSCに拠点を移してからは、中学生以下の年下選手達と練習する日々を送るようになりました。
私のことを好きと言ってくれる子、泳ぎの相談をしたら一緒に考えてくれる子、練習を盛り上げてくれる子など、可愛いチームメイトに恵まれ、やっと自分の居場所を見つけられたようで本当に嬉しく思いました。
とは言え受験勉強で数ヶ月泳がなかった身体がそんなにすぐ戻る訳もなく調子が上がらない日々で、モチベーションはあまり上がりませんでした。
そんな中で迎えた1回生の関カレ。そこが私の大学水泳の本当のスタートだったように思います。
個人では初日の朝一の50Frのためだけに練習してきたのにDiveでゴーグルが外れるという自分史上最悪のレースをしてとても悔しい思いをしました。
しかしその日の決勝で、一つ上の代の希菜さんが、関西の頂点を決める試合で200Flyをぶっちぎりで優勝していました。
無観客で声出し応援も制限がかかる中の試合でしたが、チーム全体でものすごく盛り上がり、
「やっぱり競泳は楽しい」「チームってすごい」
と心から感動したのは忘れられません。
そこからは練習にかなり集中できるようになり、遅くなりましたがちゃんと大学水泳をスタートしました。
2回生は、応援してくださっていた芙緒さんにベスト報告がしたい一心で高いモチベーションを保ちつつ練習し続けられ、短距離Frで初めてベストを更新しました🔥
後輩もできました!マネージャーの千賀子はKSC出身だったため岡山時代から知っていて、千賀子はすごく速かったので「井上さん」と呼んでいました😂
まさか後輩になるとは思っていなかったため、仲良くなれて嬉しかったです☺️
3回生は6月のチャンピオンシップがまたまた転機になったかなと思います。
先述した練習ノート・試合ノートを試合会場で書いていたところ、正剛さんと宅和さんに褒めていただきました。
恐らくそれがきっかけで宅和さんに声をかけていただき、学校練にもたまに参加するようになりました!
試合でしか部員と話せず、3回生になってもまだ少し抵抗のあった学校練に入るきっかけを作ってくださったお陰で、先輩や後輩とも話す機会が増えました🗣後輩が挨拶してくれたら笑顔で挨拶を返すのはずっと心がけています😄
また、私はどこで泳ぐにも練習では昔から誰よりも声を出すことを意識して練習していました。
自分も気持ちを切らさず泳げますし、周りのやる気も高められたらなぁなんて思って続けています🍀
私のラストシーズンの目標は
①短水路で高校の自分を超えること
②長水路で大学の短水路のベストタイムを超えること
でした。①は残念ながら達成できませんでしたが、②はプレインカレで達成できるよう、最後まで諦めません!
3~4回生では勉強・就活・教育実習と盛りだくさんでかなりしんどい日々が続きました。
そんな中でもできる限りの努力を続け、なんとか全て乗り切ることができました!
4回生になって初めて全休の日が作れたので、競泳に集中できる時間も増えました。
今更かと自分でも思うものもありますが、ラストシーズンになって色んな初めての経験をしました。
・真誠館でのメニューに沿ったウエイト🏋️♀️
・冬の城陽練⛄️
・合宿🏊♀️
・関カレのケア💆♀️
学校練に行くことも増え、春休みの天理合宿、GWの洛南高校との合宿、普段の練習にもたくさん参加させていただきました。
天理合宿では初めて他校に友達ができ、洛南との練習では高校生の元気さに引っ張られて自分もテンションが上がり⤴︎⤴︎
どれも身体はキツかったですが本当に楽しかったです!
今までずっと、どの試合でも同年代と比べたら順位は下から数えた方が圧倒的に早く、
「なんでそんな遅いのに続けてんの?」と色んな人に思われていたと思います。
「辞めればいいのに」「よく続けられるな」
何度も言われたことがあります。
それでも続けてこられたのは、
相談に乗ってくれる友達や環境を整えてくれる人が周りにいたこと
何より自分が泳ぐことが好きだからということ。
自分でもなんでこんなに好きになってるのか分かりませんが、泳がない生活なんて考えられません。
多分引退すると言いつつ、マスターズとかで一生泳いでる気がします。笑
3年間、出続けたものの一度もベストを出せなかった関カレ。
最後こそと一段と気合を入れた今年の関カレは最終日の100mFrで去年のプレインカレで更新したベストを0.14更新しました。
1年努力して100mで0.14。全然速くないですし、ほんの少しの成長でしたが、ようやく関カレで更新できたということが本当に嬉しくて、上がってから涙が出てきました。
8月の合宿でも、関カレでの感動をもう一度味わいたいと思い、どれだけ身体がキツくても心は折れないように頑張り続けることができました。
最高の環境で練習ができ、着実に成長を感じられている今が1番、楽しいです!!!
このような素晴らしい環境を用意してくださっている監督・コーチ・OBOGの皆様・保護者の皆様、本当にありがとうございます。
1.2回生は人数の関係で帯同できず、3回生は留学が被っていたため、今年は最初で最後のインカレになります。
インスタのカウントダウンでは悩みに悩んで
「実」
という文字を選びました。
「皆の努力が実りますように」
「最大限実力が発揮できますように」
そんな願いを込めました。
少数精鋭で一人一人のレース数が多く、身体はとてもキツイと思いますが皆が最高のパフォーマンスをできるよう、インカレではサポーターとして精一杯頑張ります!
まずはプレインカレでWベストを出してインカレ組に繋げたいです🔥
最後に。
私的にですが、1回生から引きずった部内での気まずさは最後まで残り続けてしまいました。
得点も稼げない、チームを盛り上げるようなレースができるわけでもない。
「私なんかいてもいなくてもDUSは変わらない」
なんて思ったことは一度や二度ではありません。
とにかくすごい先輩・後輩・同期に囲まれて常に劣等感と疎外感がありました。
でもDUSの雰囲気はとても良くて、自分は輪に入れなくても外から見ているだけで笑ってしまうような面白い部員ばかりでした。
まず先輩方
頼られるのは好きでも頼ることに慣れていなくて先輩方と話す時は無駄に緊張していました。
そんな私を応援してくださる先輩、
相談に乗ってくださる先輩、
アドバイスをしてくださる先輩、
電話をかけてくださる先輩。
本当にありがとうございました😌
次に後輩達
部内では自己肯定感がとんでもなく低い私にとって、皆が「利紗さん」って呼んでくれたり、
挨拶をしてくれるだけでもすごく嬉しかった😌試合の動画に応援の声が入ってた時どれだけ嬉しかったことか!
1番よく話した葵!葵がインカレ切れるのを信じてます。心から応援しとるよ❤️🔥
「あの試合が最後だった」
今後怪我や自然災害で急にそれが現実になることも0%じゃない。
後悔のないように頑張って💪
いつも50mプールを走り回って、試合でもたくさん選手を支えてくれたマネージャー達!
沢山Diveとか動画とかも撮ってくれてありがとう笑
皆しごできなので何も心配してません🫡
これからもDUSをよろしく!
そして同期
ほとんど何も役に立てんかったけど、今までありがとう!変に緊張してたけどもーちょっと気楽に話したら良かったなーと今更ながら思ってます。
一番気楽に色々話してくれた奈那美
招集でいつもレース直前に「頑張れ」って言ってくれた裕子
記録で同期を引っ張ってくれた円香
同期で初めて話した、専門外でも頑張ってる楓佳
後輩の面倒見が良くて笑顔を絶やさない萌夏
ほのぼのしてて超話しやすいのに泳いだらめっちゃ速くて色々アドバイスもくれた海風
先輩とも後輩とも仲良くて、主務としてDUSを支えてくれた颯
真面目でゴツくてストイックな啓佑
100代目主将としてチームを引っ張ってくれた響
皆すごく強くてカッコいい同期です。
最後のインカレでもやり切ってくれると信じてます。
100代目DUSの闘紫を最後までしっかり見届けて下さい🔥💜
GO!DUS!!
次は円香!