一回生茶会
先日、10月23日に東福寺正覚庵にて一回生茶会を催しました!
寒さが続くこの頃ですが、この日は涼しさもありつつ青空がきれいな茶会日よりの一日でした
一回生茶会は2019年から、約2年ぶりの開催でした。
〜暁光会〜
一回生の回生名は暁光会です!難しい状況の中でも少し光が見え始めている今の状態を、夜明け前の暁の光に例えています。
そして「暁光」の同音意義語で「僥倖」という言葉があります。茶道を通じて様々な方と出会えることは正に「僥倖」であり、この先もご縁を大切にしたいという意味を込めています。
回生カラーは夜明けの光から、緋色(赤)です!
暁光会は回生名どおり暁のように明るく元気な雰囲気で茶道部に光を与えてくれています
毎日のお稽古にも一生懸命で、これからの成長がとても楽しみです!
〜待合〜
今回の待合です!
秋をテーマに紅葉やイチョウを散りばめました今年はまだ紅葉が始まったばかりですので、この待合で秋の色に移り変わる様子を感じていただけたなら幸いです
〜本席〜
透かしもみじ(俵屋吉富製)
上の部分は錦玉羹、下の部分は丹波栗の栗羊羹となっています
徐々に黄色や赤色に色づきつつある紅葉で季節の移ろいを表しています。
透明な羊羹の中にある紅葉がとてもかわいいお菓子でした!
〜副席〜
秋の山々(俵屋吉富製)(写真左)
赤や黄色一色ではなく、それらがまだらに入り交じった秋の山の風情ある様にもみじを添えた意匠です。
松葉(俵屋吉富製)(写真右)
松葉は、寒い中でも青々とした葉をつけ、年中色が変わらないことから不老不死のめでたい植物と言われています。
そして今回、一席目にはハワイ大学茶道部の皆様をオンラインを通じてお招きしました。
お菓子は事前にハワイに郵送し、パワーポイントを使用しながら、半東が英語で道具の説明を行いました。
オンラインという慣れない環境での茶席でしたが、ハワイ大学の皆さんに大変喜んでいただくことができ、明るい一席にすることができました!
ハワイ大学の皆さん、ご来席くださりありがとうございました
〜最後に〜
一回生茶会にご来席くださった皆様、足を運んでくださり誠にありがとうございました。
去年一昨年と2年間催すことができなかった茶会をようやく再開することができ、大変嬉しく思います。制限はありますが、少しずつ例年の行事も再開できる兆しが見え始め皆様とお会いできる機会がまた増えつつあることに部員一同喜ばしく思います。
暁光会のこれからの成長を楽しみに感じていただける茶会となったなら幸いです。
ありがとうございました。