清友会ぽってりフラワー炉開き

▽2019.11.03

清友会(3回生)が催す最後の季節茶会が、寒梅軒にて行われました。
当日は天候にも恵まれ、炉の温もりがひんやりとする茶室を温めてくれました🌞



紅葉待合
収穫の秋をイメージし、部員が持ち寄った果物が飾られました🍎


↑このかぼちゃには、ある文字が彫り込まれています。皆さん分かりますか…?


紅葉席札


茶道部とゆかりの深い植物、梅をモチーフにしています。一本の紐で三段の花びらを作ったところから、長い長い茶道部の歴史を繋ぐという意味を込めています。清友会の梅、星蘭会の星(わかりにくいですが中央のところ)、香令会の青色があしらわれています。手の込んだ水引は、手先の器用な部員たちが丁寧に編みました👏




紅葉善哉
待合にて振舞われました。前日に庶務が何時間も煮込んで完成させたものです。肌寒いこの季節、お客様に少しでも温まっていただけたのならば幸いです。

↑箸置きにもこだわり、清友会皆で稽古合間に折りました!


お菓子は俵屋吉富製 亥の子餅でした。




紅葉寒梅軒修繕について
今回の茶会は、寒梅軒修繕後初の催しとなりました。小間の新しい畳の香りや、シミ抜きされ綺麗になった天井などに昔の寒梅軒の様子を馳せ、思い出話で盛り上がる席がたくさんありました。まだ寒梅軒東のスペースに倉庫を建てる工程が残っておりますが、無事修繕が終わりましたことに部員一同安堵しています🏠

↑2階が撤去され、屋根のみ残されています。
また壁紙が綺麗に塗り替えられ、雨戸の一部も補修されました。

この場をお借りして、寄付金等でご支援くださった後援会の皆様に心より感謝申し上げます。ありがとうございました。

茶道部にとって寒梅軒は、とても大切な心の拠り所であることを改めて実感しました。
これからもこの茶室が、部と共に何年も何十年も平穏に受け継がれていくよう願っています。




紅葉最後に
最後になりましたが、お忙しいところ足を運んでくださった皆様、誠にありがとうございました。
清友会はこの茶会を最後に、次期3回生の星蘭会へと世代交代になります。少しでも多くのことを、星蘭会や香令会の皆に残すことが出来たのならば幸いです。

そして前任の睡蓮会の皆様をはじめ諸先輩方から繋いできた83年の歴史と伝統を、滞りなく後輩へ受け継ぐことができそうです。ほっとした気持ちでいっぱいです。



徒然書に書かれた温かいメッセージ、清友会一同で読ませていただきました。胸が熱くなる思いです😭
ここまで清友会を温かく見守ってくださり、心より感謝申し上げます。これからの新しい同志社大学茶道部につきましても、どうぞ応援よろしくお願い致します。




紅葉清友会の皆へ
清友会の皆、この3年間お疲れ様でした。茶道部員であること、清友会の一員であることを私は誇りに思います☺️
苦楽を共にしてきたからこそ、分かり合える喜びを糧に精進して参りました。集まる度におしゃべりが絶えない清友会特有の空間は、とても居心地が良いものでした。本当にお疲れ様でした。




紅葉後輩の皆さんへ
そして今度は星蘭会、香令会の皆の番です。どのような茶道部となるのか今からとてもわくわくしています。どうぞ気張らずに、茶道を楽しむことを忘れないでください。
これから先も穏やかな年が続くよう、清友会一同祈っていますおねがい



追記
この投稿をもちまして、清友会学友団マネージャーによるアメブロの更新は終了となります。昨年度の同志社EVEの初投稿からこの1年間、ご覧下さった皆様ありがとうございました☺︎いつも校閲を手伝ってくれた清友会幹事会の皆も、ありがとうございました🙌